目的 | 女性労働者の権利がどこから来るのか知る
女性労働者の権利のために何が大切なのか考える |
時間 | 0 分 |
実施 | 第2回働く女性の日米ワークショップ |
実施日 | 2005/07/22 |
方法 | A. 私たちの権利の根拠は何か?
(1) これから行うアクティビティの説明を聞く.
(2) アクティビティをやってみる.
a. ブレインストーミング:職場における女性の権利の根拠は?
b. その答えを分析し議論する.
(3) 議論:このアクティビティは日本の状況にどのように使えるか?
B. 法の下の権利:どんな法律/権利?どのように教える?
(1) 日本において職場における女性の権利に関連する法律は?
(2) それらの情報をどこで得ることができる?
(3) それらの権利についてどのように教えることができる?
※学習作業を取り入れた発表
発表 (例:講義形式または読物形式) の際,学習作業を加えることで,対話形式の発表にすることができる.
1)発表を始める前に作業について説明する.
2)発表を行う
3)発表内容に基づいて,聞き手に何かをしてもらう.例えば,内容に手を加えてもらう (アイディアの追加,内容の変更,要約など),コメントをもらう,例を考えてもらう,与えたシナリオに照らし合わせて考察してもらうなど.
学習作業は,ファシリテーターが対話形式で学習できるようにグループに与える
※日本における私たちの女性の権利はどこから来るのしょうか?
・アメリカで,このエクササイズをして,女性の権利はどこから来るのかと質問すると,皆さんがおっしゃったようにいろいろな労働法の話が出ます.
・アメリカの労働法は,権利をあまり謳っていなくて,組合の協定がいくらかの労働者の権利を守っています.
・3つ目に他の労働者との連帯という答えが返ってきます.
例え協定があっても,労働者の権利が守られるはずであっても,労働者がそれにはむかっていかなければ,会社はいくらでも悪いことができるわけだから,労働者の連帯で,労働者の権利を守る,勝ち取るということが3つ目に大事なことです.
・労働法について,政府が労働者に権利を与えたいから労働法を作ったわけではなく,労働運動があったから,議会を通って労働法ができたという背景もあります.差別に対する法律についても政府が喜んで与えたのではなく,公民権運動が背景にあってできたわけです.
・日本に当てはめるとしたらどうなりますか?
・ワークショップを通してどのように女性の権利を伝えますか?
・何が大切でしょう!
・すでに,法律で守られている権利について,提示することが大切なのですか?
・知らない人に,知ることの大切さを知ってもらう.
・働いている人に,困っていることを出してもらって,自分の権利について知る.
・日本では,大学を卒業するまで労働者の権利について学ばないので,高校などで,労働者の権利について教える.
・まず,労働者の権利について知るということは重要だけれど,それだけではなく十分ではない.行使するためのサポートが必要である. |
道具 | サンプル材料: 早分かり「労働者の権利・法律」「法律カード」 |
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